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「きっかけは夫の浮気から……」荒木町で46年、スナック「YOU」好子ママの壮絶トーク&穏やか口調に元気をもらう

東京・新宿区の荒木町。四谷からほど近いこのエリアは大人の隠れ家的な雰囲気を持つ街。今でこそ新しい飲食店や洗練された飲食店が増えつつあるが、それでも昔ながらのスナックは健在だ。その中でも長い歴史を持つのが、スナック「YOU」。1979年開業から46年、古くからの常連客が多いが、時々、若いお客も飲みにくる。

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スナック YOU
東京都新宿区荒木町20ヒノキビル1階
03-3341-5943
営業時間:19:30〜23:00
定休日:土日祝
料金:1セット60分3,500円(ウイスキー・焼酎飲み放題※一部除く、カラオケ歌い放題)
飲食店街から横道に入った場所にある。荒木町は雨の跡が似合う

店の扉を開けると、柔らかい照明の下、手前にボックス席、奥にカウンター席。左の絵画はキースランドンの作品

笑顔の優しい好子ママが出迎えてくれる

「いらっしゃい。ゆっくりしていってね」。初めて訪れる人でもすぐに打ち解けられる安心感がある、穏やかな口調の好子ママ。最初、ママの名前が「YOU(優)」だから店名がそうなんだろうなと思っていたが、聞くと先代のママの名前が「優さん」だったとのこと。

元々、好子さんと優さんの子どもの幼稚園が一緒で、いわゆるママ友だったが、開店から1年半後に優さんがくも膜下出血で倒れて入院。店の手伝いをするようになったそう。そして、その頃、好子さんの身に「浮気性の夫が好子さんの弟の奥さんと不倫する」というスキャンダラスな出来事が起きたという。恐ろしい……。

今はネタのように話している好子さんだが、当時は憔悴。当然、離婚を決意。そして、どう子どもを養っていくか悩んでいた時に優さんの旦那さんから「店を買ってほしい」と相談されたそう。優さんは退院したものの、店に復帰できる状態ではなかったとか。好子さんは銀行にお金を借り、思い切って店を引き継いだ。

ヘネシーの超ミニボトル

好子ママのある意味ドラマティックな壮絶人生を聞き、元気に店を営業し続ける姿を見ると、自分はなんて浅くて薄味な人生なんだと思ってしまう。一方で、「好子ママがこんなに頑張っているんだから、自分ももっと頑張っていかないと」と勇気付けられる。これからも美味しいお酒を飲み続けられるように。

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