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サッポロビールの新ブランド「HOPPIN’ GARAGE」のポップアップバーが期間限定オープンということでサクッと飲んできた

3月6日(月)、サッポロビールが展開する「HOPPIN’ GARAGE(ホッピンガレージ)」のポップアップバーに行ってきました。毎週月曜18時〜21時の期間限定オープンで、場所は、三軒茶屋のコワーキングスペース「三茶WORK」3階「さんちゃワーク食堂」です。

「HOPPIN’ GARAGE」とは、魅力的な人々の人生ストーリーとサッポロビールの醸造技術を掛け合わせる“ストーリーブルーイング”(=ストーリー×ビール醸造)製法で、多様性あふれるビールを生み出し、ストーリーを味わいながら飲むという、新たなビールの楽しみ方を提供するブランド。

2021年4月からスタートしたサッポロビール初のD2Cブランドで、“ストーリーブルーイング”を開始。これまで、フラッグシップビールである『ホッピンおじさんのビール』をはじめ、11人の魅力的な人々のストーリーをもとにつくり上げた11種類のビールを開発。

例えば、こちらのビール『Thanks & Cheers!』は、サッポロビールをはじめとする様々な企業のがん経験者(=がんサバイバー)の有志が参加して、企業内のビアサポーター育成に取り組む課外活動プロジェクトとしてつくられた一本。コンセプトは「生きている喜びを心から実感できるビール」ということで、重くなく爽やかな口当たり。僕は、被災地の地酒を飲むのと似た感覚ですが、お酒を飲むことで何かの応援になればいいなという思いでチョイスしました。

ほかにも、17年以上もセルフビルドでビル「蟻鱒鳶ル(ありますとんびる)」の建築に挑む“三田のガウディ”こと建築家の岡啓輔さんのストーリーをもとにした『蟻鱒鳶ール(ありますとんびーる)』や、365日毎日欠かさずビールを飲むという生粋のビール好きの双子ラッパー・上鈴木兄弟のストーリーをもとにした『RAP&BEER』など、この日は合計7種類(各1本600円)を用意。

さらに、サッポロビールのほかに、“ホッピンフレンズ”と呼ばれる複数のブルワリーがひとりの人生ストーリー(第一弾は岡啓輔さん)からそれぞれ異なるビールをつくるという「ホッピンフレンズプロジェクト」でつくったビールも3種類(各1本900円)ラインナップ。

D2Cブランドということで、普段はECサイトでしか入手できないこれらのビール。なぜ今回、ポップアップバーをオープンしたのか、サッポロビールの新規事業開拓部マネージャーの土代裕也さんに聞くと、「人々のストーリーが込められたビールを通じて新たな人々との出会いにつなげ、コミュニティをつくっていきたい。そのための一歩として、様々な職種の人たちが集まる三茶WORKというコワーキングスペースは交流と発信の場として最適だった」とのこと。

4月にはキッチンカーを使ってのビール販売も実施予定とのことで、見かけることも増え、よりコミュニティが広がっていきそう。その前に、まずは一杯、ポップアップバーに立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、サッポロビール技術開発部の武井義明さん(=写真)手作りの缶ビールサーバーもフォルムがかっこよくて個人的にテンション上がりました。武井さんが入っている時は、『ホッピンおじさんのビール』(グラス1杯100円)を提供。気軽に一杯飲めますよ。

HOPPIN’ GARAGE ポップアップバー
世田谷区太子堂2-17-5 三茶WORK3階「さんちゃワーク食堂」
毎週月曜18:00〜21:00
https://3chawork.tokyo/3143/

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