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【江戸本】『江戸時代の文献から見る魚食の分析』『めちゃくちゃわかるよ! 浮世絵大図鑑』

江戸文化推しのAnaba。今回は江戸の魚色と浮世絵が楽しく学べる「江戸本」2冊を紹介。

■「冷蔵庫がなく、保存状態に懸念がある魚料理を江戸時代の人たちはどのように楽しんでいたのか?」当時の川柳や料理本から読み解く

江戸時代における食文化の伝播と魚食文化への意識を川柳や料理本から読み解いた一冊。今でこそ肉料理を食べるが、日常食は魚料理であった。日本を訪れた外国人にも必須の食べ物であることはよく知られている。においが強いうえに冷蔵庫がなく、保存状態に懸念がある魚料理はいかにして楽しまれていたのだろうか。

料理本『江戸流行料理通』文政5年(1822年)からは高級料理茶屋「八百善」の、川柳『誹風柳多留』明和2年(1765年)からは庶民の「魚」の捉え方・立ち位置についても比較する。今放映中「べらぼう」の蔦重も散見!

「江戸時代の文献から見る魚食の分析 ~『江戸流行料理通』『誹風柳多留』より~」
【著者】島早里奈
【発売日】2025年7月14日
【価格】1,430円(税込)
【出版社】パレード
【Paradebooks】https://books.parade.co.jp/category/genre05/978-4-434-36028-2.htm
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4434360280/

■世界を魅了した江戸エンタメの最高峰! 「浮世絵」を徹底解説した、おもしろくて役に立つ入門書誕生!

<「カッコいい」「愛おしい」「カワイイ」「へんてこ」「怖い」…ぜんぶ!!>

艶やかな女性のしぐさを描いた「美人画」、役者の演技を劇的に捉えた「役者絵」、歴史や伝説上の英雄を描いた「武者絵」、各地の名所を描いた「風景画」など描かれる主題は多岐にわたり、庶民の生活に彩りを添えた「浮世絵」。教養として知っておきたい基本や歴史から、絵師ごとの作風・鑑賞ポイントまで、浮世絵の本当のスゴさや当時のリアルがよくわかり、時代小説や時代劇がさらに面白くなる。浮世絵研究の第一人者による新しいビジュアル入門書。

<モネもゴッホも夢中!! 世界中で愛される「珠玉の名品」が勢ぞろい!>

男女の恋を情緒豊かに描いた「春信」、美人画を描き一世を風靡した「歌麿」、劇的な役者絵で人気を博した「写楽」、世界に知られる富士を描いた「北斎」、四季折々の風景を描き続けた「広重」、大迫力の武者や妖怪を描いた「国芳」、現代の漫画にも影響を与えた「芳年」。

絶対に知っておきたい絵師の代表作が、オールカラーでまるわかりの一冊。美術関連のテレビ番組の監修も多く務める藤澤紫さん(國學院大學教授)が、名作の見どころ、楽しみ方を紹介する。パラパラと眺めるだけでも知識が深まり、「へぇ!」と驚く豆知識も満載!

めちゃくちゃわかるよ! 浮世絵大図鑑
【著者】藤澤紫
【発売日】2025年8月7日
【価格】1,320円(税込)
【発行元】株式会社大和書房
【HP】https://www.daiwashobo.co.jp
江戸といえば……あたぼう鮨「名物煮穴子」

店舗HP:https://www.atabou.com/ 

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